中小企業のための融資活用ガイド

融資交渉を成功に導くためには、自社の業務をアピールすることも必要です。

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中小企業のための融資活用ガイド

自社をアピールする

●銀行は意外に取引先のことを知らない

融資交渉を成功に導くためには、自社の業務をアピールすることも必要です。意外に、銀行は取引先のことを知らないものです。銀行の担当者も何十件も担当先を持っていますので、その全てについて実態を把握するのは不可能というものです。中小企業が融資を引き出すには、積極的に自社の内実をアピールしなければなりません。数字に表れにくい技術力や販売力なども企業側から開示しなければ金融機関には伝わらないからです。
特に中小企業だと、短期間で主力商品や主力業務が大幅に変わってしまうことがありがちです。取引内容や条件も取引が始まった当初のものがそのまま引き継がれていて、現在の実態にそぐわなくなっていたりすることもあります。このような状況だと、最後の土壇場になって「話が違う」ということになって、融資が受けられなくなってしまう恐れすらあります。交渉をスムーズに進めるためにも、情報を整理して取引形態や状況、資金の必要な時期や金額などをアピールすることが大事です。

●オフィスや工場の見学の機会を積極的に作るべき

融資を行うにあたって、金融機関の担当者は融資先企業のオフィスや工場、営業所をつぶさに見て回るべきなのですが、なかなかそれを実践している担当者は少ないのが実情です。とりわけ大手銀行ともなると、こうした傾向は顕著になるようです。
書類上だけでは、なかなか業務内容についてピンと来ないでしょうし、融資の必要性なども理解してもらいにくいということもあるでしょう。もちろん全てを見せる必要はありませんが、当事者にとっては当たり前だと思っている生産ラインや工場設備でも、門外漢からすれば実際に目の当たりにすると圧倒されてしまい、融資担当者の印象を良くすることだってあります。ですから、金融機関の担当者に実際に足を運んでもらい、自社のオフィスや工場を見てもらう機会を企業自らが積極的に作るべきなのです。

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